英語学習のやる気を刺激!字幕付きyoutubeオーディション動画集

公開日 2019/07/16 - 最終更新日 2019/10/29
前回も書いたが、短くて感動的なオーディション番組の動画は分かりたいという意欲を掻き立ててくれるので英語学習にとても向いていると思う。

自分も最近は毎日それで英語リスニングを勉強しているが、そのままでは半分以上分からないので、字幕付きのをいつも探して視聴している。

で、せっかくあほのように時間をかけて探し出したので、字幕付きのAmerica’s Got Talent(AGT)Britain's Got Talent(BGT)X FACTOR動画を今回は紹介する。

気に入ったContestantがいたら、その人のオーディションを順に見るだけでかなり勉強できるぞ(・∀・)


■有名youtube動画には英語字幕がない

上記のオーディション番組はときどき日本でも話題になっていて、有名なのは


  • クリストファー・マロニーが歌った The Rose
  • スーザン・ボイルの I dreamed a dream 


あたりだろうか。

ただこれらの動画は字幕が付いているものがない。

チョーあがり症のクリストファー・マロニー

クリストファー・マロニーが出演したのは2012年のX FACTORで、この年はサイモン・コーウェルが審査員から外れている。

代わりにサイモンにfat guy呼ばわりされたゲイリー・バーロウが審査員長をやっていたり、Spice Girlsのジンジャーが審査員だったりとけっこう珍しい審査陣だったりする。


ちなみにゲイリー・バーロウをグループから外そうとしたせいでサイモンはTake Thatとの契約を逃し、その後Westlifeと契約して失地回復したという。

より売れたのは意外にもWestlifeだそうな。


それはともかくクロストファー・マロニーの動画だが、有名なのにどうしても字幕が付いたのが見つからない。

クリストファーの英語もものすごいスコットランド訛?で、字幕なしでは本当に何を言っているのかわからない。

田舎のおばちゃんに見えたスーザン・ボイルの奇跡

またスーザン・ボイルが審査員・観客を思いっきりびっくりさせた有名なオーディションは2009年のBGT。

素直にバカにし素直に認めるガイジンさんのシンプルさがまた良くも悪くもおもしろい。


最初のひと節で一瞬にして人びとの心を揺り起こす歌声は確かにwake up callだったが、これも英語字幕のものがない。

↑は日本語訳が付いているので、なんとかこれで分からないところを想像をつけることはできる。

■英語学習の動機を刺激する、感動的な字幕付き動画

しかし他の、日本ではあまり知られていない動画にはけっこう字幕が付いている。

言葉がわからないくてもそこそこわかるのだが、字幕があることでさらに感動が増すし、ここでやり取りされてることをわかりたい!という気持ちになる。

ここでは


  • Christian GuardinoのWho's lovin you
  • Drew Lynchのスタンダップコメディ
  • Josh DanielのJealous


の字幕付き動画を紹介する。

16歳のincredbleな歌声

まずこれはChristian Guardinoという16歳(!)の少年なのだが、


歌いだした瞬間、サイモンがどびっくり!という顔をしている。
顔にマークが見えるようだが、そうなるのも頷けるものすごい声だ。

この声と謙虚な姿勢がカナダのコメディアン・Howie Mandel の共感を得て、決勝までの何段階かをすっ飛ばせるGOLDEN BUZZERを見事に獲得した。

ちなみに生放送される決勝も何段階かあって、AGTだと勝ち抜いた優勝者に100万ドル(1億円!)が贈られる。

コメディの本質とは?と考えさせられる動画

また英語学習そのものにはちょっと向かないかもしれないが、これもかなりオススメだ。
こういうのもいつか理解できるようになりたい!と思わせてくれる。


このオーディションでもGOLDEN BUZZERを押したHowieのカナダ英語は分かりやすいし、色んな思いを抱えてやってくるContestantに対する暖かい眼差しに胸が熱くなる。

Howieも元々はダンサーで、怪我か何かでそのキャリアを諦めねばならなかったらしい。

コメディはdark placeから現れる、多くのコメディアンは絶望から立ち上がるために笑いを使う、という彼の言葉は自分自身を重ね合わせてもいるのですな。

実力と動機のチカラ

そしてコメディだけでなく、もちろん歌も絶望を癒やすために使われる。

そういう意味でこれもけっこう感動的で、珍しくサイモンが涙している。
内容はゼヒ見てみてください。

この動画もいくつもあって、やっと字幕付いてるの見つけたんだけど、


いつも余計なことを必ず言うサイモンが、口数を使わずただyesだけ伝える姿にグッときますね。

実力はもちろん、それを発揮させる動機の力というものを見せつけられる気がする。
そしてそれは英語学習も同じだなーと。

■AGTの初登場回がオススメ

他にも見る価値のある字幕付き動画はいくつもあるので、自分のお気に入りを見つけてほしい。

個人的にはまず


  • AGTの
  • Contestantが初登場する回

を見るのがオススメだ。


検索ワードに「WEEK 1」を入れると引っかかりやすいが、ときどきWEEK 2の場合もある。

前回、学習意欲が続くためには感動が必要だと書いたが、海の物とも山の物ともつかないContestantがその素晴らしい才能を初めて示す瞬間は、このオーディションの中でもっとも感動的だと思う。

初回のオーディションは審査員も興奮してたくさん喋るので、それがまた勉強になる。

そう言えば自分がオーディション動画を観まくる切っかけとなったAngelica Haleの動画もそうだった。


Celine Tamなど子どもさんのContestantが出てるオーディション動画はいっぱいあるので、探してみるとよい。

ただこれらの動画ではオーディションで言いそうなことしか出てこないので、他の地味な学習コンテンツ(youtubeにいっぱいある)も合わせて勉強するのを忘れずに。

でないとTo be honest with youから始まるサイモン特有の毒舌フレーズ(お前の歌声のせいでlost the will to liveとか)ばかり覚えてしまうぞ(^_^;)




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